個別指導塾の悪い点

競争心が生まれず、学習意欲に繋がらない!

個別指導塾といえば、生徒の能力や学習速度に合わせた指導が受けられるとか、先生と生徒の距離が近いため質問がしやすいなどのメリットがありますよね。しかし、個別指導塾には実はいくつかのデメリットがあるのです。

個別指導塾の悪い点としてもっとも意識しておかなくてはいけないのが、学習意欲を保つのが難しいという点です。集団指導であれば自然と周りの生徒との間で競争心が生まれたり、ときにはライバル的な存在ができる事もあります。しかし、個別指導では競争心が刺激されるシーンが集団指導にくらべるとグッと少なくなります。周囲とくらべる事で生まれる競争心は学習への意欲に繋がるものなので、そういった点で個別指導塾は学習意欲を保ちにくいのです。お子さんによってはくらべる対象が近くにいたほうが勉強に打ち込める、というタイプもいるので、そういうお子さんには個別指導塾より集団指導塾のほうがおすすめです。

先生の力量に左右されがち!

先生と生徒の距離が近い個別指導塾において、中身の濃い学習ができるかどうかは先生の指導力に大きく依存する傾向があります。指導経験豊かな先生に指導してもらえれば、個別指導のメリットを充分に感じる事ができるでしょう。しかし、万が一そうではない先生が担当になってしまった場合、思ったように学習の成果が感じられない、というような事態に陥ってしまう可能性があるのです。

特に授業料の安さを売りにしている個別指導塾では、アルバイトの講師を多く雇っている場合があります。アルバイト講師がすべて良くないという事はありませんが、個別指導塾で質の高い指導を受けたいと考えているなら、個別指導のプロといえるような経験豊かな講師の指導を受けるのが近道です。お子さんを個別指導塾に通わせようと考えているなら、プロ講師がちゃんと指導してくれるのかどうか、しっかり確認を取ると安心です。